インクレディブル3Dプリント・オクトポッド潜水艇

Tこれは、私がこれまで眼にした中で最も素晴らしく、愛情をこめてディティール部分まで創りこまれた3Dプリントモデルです! これらは、3Dプリントによって作成されたメカニカル・オクトパス・ビークル、別名「オクトポッド」の写真です。 この「オクトポッド」はシーン・チャールスワース氏により Objet Connex500マルチマテリアル3Dプリンタ

で作成されました。 

この3Dプリントモデルは、完全に駆動するパーツからなっており、LEDライトやその他の詳細なディティールワークまで、考え付くもの全てがひとつひとつ作りこまれています。

[caption id="attachment_8913" align="alignright" width="300" caption="潜水艇「オクトポッド」– ゴムライクと硬質材料のコンビネーションにより作成" frameborder="0" allowfullscreen>

Objet Connexマルチマテリアル3Dプリンタで作成された潜水艇「オクトポッド」

これらの写真と共に、幸運にも、Objetブログではシーン氏とこの素晴らしい作品についてのインタビュー内容について皆さんにご紹介することができます:

(サム・グリーン – 以下SM): シーン、あなたの専門分野と、この作品をデザインするまでに至った背景についてお話を伺えますか?

(シーン・チャールスワース氏 – 以下SW): 僕の専攻は、フィルム&TVで、この10年間はニューヨーク大学のカメラなどの機材を修理していました。 最近NY大学大学院を修了し、そこで3Dモデリングとプリンティングに特化したデジタル・イメージング&デザインを専攻していました。 物理モデルとデジタルデザインを組み合わせたハンズオン・ワークを始めてからというもの、3Dプリンティングは僕にとって本当に魅力的なものなんだ!事実、ツールや型、マシニング類なしで私がこのような作品を作成することができたという事はエキサイティングなことでした。

(SG): なぜ「オクトポッド」なんでしょう? このプロジェクトに対する情熱などあれば是非教えてください。

(SC): その時、私はのデジタルで水面下での照明ワークを行うシーンについてプランニングしており、そのシーンに幾つかのオブジェクトを含めたかったんです。 私はハード・サーフェスのモデラーだったので、生物に取り組むことに違和感がありました。 ですので、ある種の船舶のようなものを作ろうと決めたのですが、典型的な潜水艦のようなものは避けたかったのです。私は、とても機械的でありながら動物的な外観を備えた、ディズニーの「海底二万哩」のノーチラス潜水艦の大ファンでした。私はそれを出発点として「オクトポッド」を考え付きました。 そして空想的な一面を留めつつ、できるだけ実際的に設計しようと努めました。 水面下のシーンは実現しませんでしたが、結局私はその考えを命題として使用しました。

(SG): このようなモデルを製作するときの主なチャレンジはなんですか?

[caption id="attachment_8915" align="alignright" width="300" caption="コントロール・ルームの詳細ディティール– 異なるObjetカラースケールを使用しワンステップで3Dプリント" frameborder="0" allowfullscreen>

潜水艇「オクトポッド」– 開閉部分を含む内部詳細

(SC): 全般的に、最も大きなチャレンジは、すべてがフィットし、そして機械的に機能するよう設計しなければならないということでした。 私のバックグラウンドはエンターテイメント業界向けのモデルリングだったため、これほど機械的なものを設計する場合には恐らく最良の選択肢ではない、シネマ4DとMayaを使用していました。 きっとCADがよりよい選択肢であると分かってはいましたが、自分が慣れているソフトウェアから離れたくありませんでしたし、また新しいものを学ぶ時間もありませんでした。 このことで事態はもっとチャレンジングなものになりましたが、今や様々な業界が3Dプリンティングを活用しているわけですから、有効なワークフローでもありました。

「オクトポッド」作成に関わる全ての機械的なパーツの中でも、触手はひときわ困難で、最も多くのテスト造形が必要でした。 触手を生き生きと再現できなければ、このモデルが失敗作に終わってしまうと分かっていました。 私は、様々な理由で従来のジョイントを不採用とし、最終的にオブジェットのゴムライクTango材料で柔軟なコア部分をプリントし、ディティールにはそオブジェットVero White硬質材料を使用して指関節を融合させました。 コア部分に真鍮電子ワイヤーを挿入し、触手をドラマチックに再現することができました。 これを正しくできるようになるまで、約4つのバージョンを試しました。

(SG): Objet Connexシステムをこのプロジェクトに活用することのメリットは?

(SC): 私は、Objet Connexのマルチマテリアル機能がこのプロジェクトにはベストなソリューションだと確信しました。 ABSのようなデジタルマテリアルは、構造上ベストな選択ではありましたが、同時にモデルを塗装することはしたくありませんでした。デジタルでそれらを混合することができ、プリンタで造形されたままの状態が素晴らしいものだったので、「オクトポッド」パーツの殆どをVero BlackとVero Whiteマテリアルで作成することにしました。 さらに私は、それらのパーツの高い解像度と精度にとても満足していました。

また、この複雑なプロジェクトを通じ私をサポートしてくれたNYUのアドバンス・メディア・スタジオに感謝しなければなりません。 ブレインストーム・ソリューションとワークフローについて、彼らと一対一でじっくりと取り組むことができた私は幸運でした。 私は、プロセスを通じ導いてくれるこのような3Dプリンティングを活用したサービスが、もっと多くの人々に広まっていくだろうと思います。

(SG): 今後、Objet Connexシステムを活用してどのようなことを計画していますか?

[caption id="attachment_8918" align="alignright" width="212" caption="シーン・チャールスワース氏" frameborder="0" allowfullscreen>

潜水艇「オクトポッド」– Objet Connex 3Dプリンタで造形された、ドアとLEDライト

(SC): 「オクトポッド」の幾つかのパーツの改善と、当初時間的な理由でできなかった詳細な部分を追加しようと思っています。その後、ABSライク・デジタルマテリアルを使って造形したパーツに仕上げや塗装を施すプロジェクトを行いたいですね。

(SG): 今回は貴重な時間をいただきありがとうございます。 今後の更なる活躍に期待しています!

(SC): こちらこそ、ありがとうございました!

今回インタビューに対応してくださったシーン氏のブログ: Sean’s blog を是非ご覧になってみてください。 ここでご紹介した「オクトポッド」作成プロセスや写真が説明文つきで詳しく紹介されています。

Objet Digital Materials や ABS-like Digital Materialについて、より詳しい情報は各リンクよりご覧ください。

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