SIGGRAPH 2012にて『アベンジャーズ』などハリウッドのヒット映画制作で活用されたオブジェットの3Dプリンタ技術を紹介

Objet Ltd.は、ロサンゼルスのコンベンション・センターで8月5日~9日に開催された世界最大級のコンピューターグラフィックスの祭典「SIGGRAPH 2012」において、現在日本でも公開中の『アベンジャーズ』をはじめとするハリウッドのヒット映画制作の過程でオブジェットの3Dプリンタ技術がどのように貢献しているかを紹介しました。

今年で39回目の開催となるSIGGRAPHは,「コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の国際会議と展示会」をテーマに学会としてスタートしました。1990年代以降、開催規模の拡大とともに、最新のCG関連論文の発表だけでなく、企業が開発した先端技術のデモンストレーションの展示など、CGにまつわる様々なプログラムを開催しており、商業的側面も備えた世界最大級のイベントといえます。

映画製作会社Legacy Effectsのリードシステムエンジニア、ジェイソン・ロペス(Jason Lopes)氏はイベント期間中に行われたプレゼンテーションで、3Dプリンタ技術がハリウッド映画のデザインや試作品づくりでどのように活用されているかを解説しました。ロペス氏は、『カウボーイ&エイリアン』『アベンジャーズ』『リアル・スティール』『スノーホワイト』では登場キャラクターの姿を再現するのにオブジェットの3Dプリンタを活用したことや、映画『アベンジャーズ』のハルクや『ジョン・カーター』のサーク族などの3Dプリントモデルもプレゼンテーションの場で披露しました。

ロペス氏は次のように述べています。「特に「Objet Eden260V」でプリントされたモデルは、試作品としてだけではなく、実際の映画にも活用されました。つまり、3Dプリンタで作られたモデルが映画撮影後の後工程で編集され、劇場用の生のフィルムで使えるように加工されたというわけです。しかも、高品質の造形物が時間通りに納品されます。特殊効果の業界は3Dプリンタの技術によって劇的に変化しました。実現できるとは思ってもいなかったようなクリエイティビティーと創作力を現実のものにし、かつ制作プロセスに必要な時間と費用を削減してくれるオブジェットに感謝しています。」

オブジェットのブースでは、3Dプリンタ「Objet24」「Objet Eden260V」「Objet Connex350」とともに、107種類の造形材料ならではのラインナップの幅広さと多用途な使い方を提示する3Dプリント作品が展示されました。造形材料の様々なバリエーションにより、透明性の再現だけでなく、さまざまなグレードの樹脂からABSグレードの産業用樹脂を広く活用し、試作品を作ることが可能になります。

[caption id="attachment_8932" align="aligncenter" width="337" caption="Objet 3Dプリントモデル: 映画『アベンジャーズ』のハルク(背面) 製作:Legacy EffectsおよびMarvel" frameborder="0" allowfullscreen>

Objet 3Dプリントモデル:映画『アベンジャーズ』のハルク MarvelとLegacy Effectsの共同デザイン。 アクリル製の歯、ペイントおよびズボンはLegacy Effectsによるもの。

 

 

 

[caption id="attachment_8934" align="aligncenter" width="339" caption="3Dプリントモデル:映画『ジョン・カーター』のサーク族(正面)" frameborder="0" allowfullscreen>

Objet 3Dプリントモデル:映画『ジョン・カーター』のワフーン族。 デザイン: Legacy Effects スコット・パットン モデリング: Zbrush ペイント: Legacy Effects

 

3Dプリントモデル: 映画『ジョン・カーター』のマケットとホワイト・エイプとの戦闘シーン デザイン: ディズニー・プロダクション・チーム 3Dモデルの最終仕上げ: Zbrush、塗装、植毛および3Dプリント(レガシー・エフェクト、Objet 3Dプリンタ)

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