マイクロソフト社の新製品デザインを支える3Dプリンティング

今日、VergeにDavid Pierce氏による、マイクロソフト社の新しいタブレットPCのサーフェイスがどのようにして作成されたか、という記事が掲載されました。 私がこの記事に感銘を受けた理由のひとつは、マイクロソフト社のような会社が今、3Dプリンティングについてオープンに話しているという点です。 これまで、3Dプリンティングはあたかも「秘密の」技術として、多くの会社は3Dプリンティングを活用しているという事実を、特に競合他社に対し、隠そうとしてきました。

しかし昨年、3Dプリンティングがメインストリームへと飛躍的にその存在を変えたように、今、これまで秘密とされていたものが、無菌室の中から3Dプリンタやプロトタイプの存在が明らかになってきています。 そして、私たちは、この技術が次世代の主な消費者装置を生産する際にどれほど強力なツールとなるのかを、明らかに耳にしています。

マイクロソフト社にとって、新たなサーフェイス・タブレットのユーザ・エクスペリエンスと人間工学は、このデバイスの成功にとって重大なこと要因でした。 同タブレットのジェネラル・マネーじゃであるPanos Panay氏は次のように述べています。 「このデバイスに、アクシデントは全くありませんでした。」 VeregeのジャーナリストであるDavid Pierce氏が更に付け加えています – 「このタブレットのすべての特徴は、無数のミーティング、デザインの繰り返しと洗練の結果といえるでしょう。 エンジニアとデザイナーは、ほんの2~3時間で新しいモデルを作成することができ、明らかに自由さとパワーを最大限に活用していました。」

同デバイスの最終製品の300以上のプロトタイプを作成するのに3Dプリンタが活用されていました – その中にはObjetのシステム(記事の中で、PolyJetについても言及されています)も含まれており、デバイスの特にキックスタンド部分のヒンジやメタル・フラップを作成するのに使用されていました。 上記のビデオでご覧いただけるように、Objet Connexマルチマテリアル3Dプリンタ で縦長のフレームパーツを、おそらく硬質ブルーかグレイの複合デジタルマテリアルで造型しています。

3Dプリンティング技術は、今日、なぜ設計チームが「数え切れないほどのミーティングやデザインの繰り返しと洗練」を行い、現在の世代のコンシューマ・デバイスを作り出すことができる理由のひとつです。 90年代から思い浮かぶベーシックで角ばったデザインに代わり、最近のデバイスは、いろいろな意味で、消費者の心理に細かく合致した芸術性を備えた製品といえます。

つまり、コンピューター・デバイスがもはや、あなたの若い甥が手に入れるとすぐに壊れてしまうようなワイヤー接合した安っぽいプレス加工したボックスなどではなく、徹底的に巧妙に作りこまれ、かつ長期間使用することができ、むしろ有利な製品である、ということが明確に伝わってきます。

このタブレットだけで、200以上ものカスタム・パーツがあり、マイクロソフト社は確かに、デザイン・クオリティを次のレベルへと高めたようです。 今後も今後の動向に注目していきたいと思います!

この投稿記事は以下の言語でもご覧いただけます: 簡体中国語, 英語, スペイン語, ポルトガル語(ブラジル)

コメントする

*