XLN設計コンテスト:特定ニーズを有する人々のための革新的な製品を3Dプリントを活用して開発

まず、特定ニーズを有する人々に共通する課題を確認します。続いて、その課題を解決する製品を設計します。最後に、安価な材料とデジタル製造技術を使い、製品を作成します。

これらが、イスラエルのReut Institute XLN(ラボ横断ネットワーク)プロジェクトが主導している「明日を創造する製品(Creating Tomorrow’s Products)」コンテストに参加するための基本ガイドラインでした。

Congratulations to Moshe Borocin for his winning product: A casting kit for custom-designing dishes, 3D printed by Stratasys

優勝したMoshe Borocin氏の製品に対しお祝いを申し上げます:Stratasysの3Dプリントによるカスタム設計食器用鋳型キット

Reut Instituteは、イスラエルの将来ならびに生活の質を形作る手助けを目的とした非営利組織です。この目標達成に向けて、Reutは、一般の人々に3Dプリントと自分で製造することによる改革について教育するために、イスラエル全土で3Dプリント用ラボを設立するというXLNプロジェクトを立ち上げました。

多数の創造性の高いエントリーがあり、全てユニークなものでした。第一位を獲得したのは、エンジニアのMoshe Borocin氏が創作した、手の動作に制約がある人々のためのカスタム設計テーブルウェア用鋳型キットでした。StratasysのObjet Connexマルチマテリアル3Dプリンタで成形されたこの製品には、特に手の動きに制約がある人々のための、カスタマイズ可能なハンドルとともに、人間工学的および美的特性を兼ね備えた使いやすい食器を創出することができる、交換可能なエンドユニットを付帯した鋳型が含まれています。

Arita Mattsoff, Vice President Marketing for Stratasys, speaking at the XLN Design Contest award ceremony

Stratasysマーケティング担当ヴァイスプレジデントのArita Mattsoff氏、XLNデザインコンテスト表彰式にてスピーチ

第二位を獲得したのは、各自の顔に合わせてカスタマイズでき、好みに応じて個々に対応できるメガネフレームを考案したAya Efron氏でした。これらのクールなメガネフレームによって、子供たちが自信をもって眼鏡をかけることができるようになるでしょう。

その他の決勝進出者として、電話のスピーカーから直接内耳に音声をつなぐプラスティック製イヤーピースを設計した工業デザインの学生Gilad Agam氏、歩行器用のリストグリップを開発した職業セラピストのOrit Nahmani Asher氏とYuval Naveh氏、人間工学的コンピューター用マウスの拡張機能を開発した工業デザインの学生Eran Zrihan氏が選ばれています。

このコンテストの背景には、特定ニーズを有する人々の生活の質の向上を図り、より自立した生活ができるように手助けすることに加えて、3Dプリント技術について、またこれがどのように設計製造プロセスに革命をおこしているのかを一般の人々により良く知ってもらうことがあります。

Stratasysは、3Dプリント分野のイノベーションを支援し、促進を図るべく、Reutの3Dプリント用ラボにMakerBot 3Dプリンターを寄付して、設計コンテスト表彰式のスポンサーを務めました。

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